CASCADE HARAJYUKU

カスケード原宿

ランドスケープと飲食店舗を融合させた都心商業施設の新しい形

カスケード原宿は、密集した都心の中でランドスケープと飲食商業建築を融合させた施設です。
敷地周辺の異なるレベルの道路を繋げるための「みち」と各飲食店舗を繋ぐための「みち」をつくり、そこに人が溜まる様々な「テラス」を派生させて生まれた「みちテラス」。それを地下から4層にわたり地層のように幾何学形状で積み重ね、それに呼応するランドスケープテクスチャーと数多くの樹木を配置して、都心の中庭の新しい表情を作っています。
その中庭を取り囲むように全ての店舗を配置しながら、その境界線を連続するオープンサッシュでシームレスに繋げ、ゲストは道路から繋がる「みちテラス」に自然に誘われ、そのまま緑を感じて立体的に散歩するような感覚で楽しめる、都心の新しい形の商業施設を実現させました。建築はあえて一歩引いて主張せず、各店舗とテラスの集合体が商業施設をつくっているような空間構成を試みています。

竣工年
2015年
部類
新築
業務
建築設計監理
構造・規模
RC/B1-3F
法定延床面積
1,695.59㎡
受賞
JCD INTERNATIONAL DESIGN AWARDS 2016 BEST100入選 9TH IDA DESIGN AWARDS(USA)GOLD AWARD 受賞 2016 GOOD DESIGN AWARD 受賞
メディア掲載
近代建築 2016年 1月号、BAMBOO MEDIA、POP EYE、月刊レジャー産業、 日経トレンディー、その他TV放映・週刊誌多数