NAGANO TOKYU REI HOTEL

長野東急REIホテル

商業施設の中に融合された長野邸宅ホテル

長野駅前に建つホテルのリニューアル。バンケット等をもつ既存のシティーホテルの機能を現在のニーズにあわせて商業施設&宿泊特化型ホテルに再編集しています。
エントランスホールはゲストを迎える家屋のイメージでインナーに屋根空間を構成し、その下にはロの字型で通常のホテルよりも一回り大きく構えるフロントカウンターを設置し、ゲストを大らかに迎えられる空間をつくっています。
その前にはゆったりとしたソファ&デスクのラウンジ、横にはカフェラウンジ、奥にはアートギャラリー等を構成し、全ての共用部をエントランス空間と一体化させ、ゲストが邸宅の共用部で多様に過ごせるようにしています。
メイン客室は宿泊特化としてシンプルかつ機能的に考え、小さい客室ながらも2人が快適に滞在できるように窓側にカフェテーブル&スツールを設置し、ジュニアスイートは二方のカーテンウォールを活かし、また天井に勾配屋根をつくり、爽やかかつ開放的な邸宅ペントハウスの空間表現を試みています。

竣工年
2016年
部類
リノベーション
業務
建築設計監理/インテリアデザイン
構造・規模
143室/SRC/10F
法定延床面積
9,489.77㎡