ROYAL PARK HOTEL KURASHIKI

ロイヤルパークホテル倉敷

倉敷フォーマルとクラフテックなホテル

ロイヤルパークホテル倉敷は、受け継がれる倉敷の文化を尊重しながら新しいモダンな感性を組み合わせてデザインしています。ホテルの建築空間はコンテンポラリーに捉えた倉敷の風景とも言えるモノクロームな色あいや端正な素材を用いてつくっており、エントランス周りには3層の高さがある瓦タイルと白目地のリズミカルな壁を構成して、水盤に写り込むそのモダンな倉敷の風景がホテルゲストを迎える空間をつくっています。
エントランスホールとラウンジはどこかノスタルジックなフォーマルさを感じる石材の質感と木格子天井で構成されたとデザインとしつつも、ビリヤード台やクリア球の大型照明、カジュアルなファブリックやレザーが張られた大柄なファニチャーをバランス良く配置して、建築の硬めの空気感と調和しながらもエントランス空間全体の緊張感を和らげています。
最上階には倉敷の街が一望できる空中テラスのあるラウンジレストランや、丸瓦を積み重ねたダイナミックなアートを設置した中庭のある大浴場をつくり、共用部のどこにいても倉敷文化を感じ取れるように計画しています。また客室はスチール材や真鍮色を使ったノスタルジーなクラフトフォルムのファニチャーをデザインし、倉敷緞通や倉敷の藍で染めた板染め絞りやカエズ瓦など、倉敷の古典的なクラフト文化を取り入れたグラフィックやマテリアルとあわせて、倉敷文化からインスピレーションされたモダンでカジュアルな空間にしています。
倉敷フォーマルな建築空間と倉敷インフォーマルなインテリアデザインをコンテンポラリーに重ね合わせることで、新しい感性と空気感のある肩肘張らない倉敷フォーマルとクラフテックな体験ができるホテルを目指しました。

竣工年
2020年
部類
新築
業務
設計/監理
構造・規模
165室/S/11F
法定延床面積
5,887.01㎡