数ある日本のラグジュアリーホテルにホテルアメニティを供給しているイヴレスが運営するスモールラグジュアリーリゾートが、沖縄の西海岸・恩納村の熱田に完成しました。
全９室で構成される部屋は１部屋100㎡以上の広さを誇り、３層のRC造レジデンススタイルでシンプルに佇んでいます。奥行き３ｍあるラナイテラスには手すりのないインフィニティプールが設置されており、リビングルームとインフィニティープールが一体となって海と連続して見えるシーンをつくっています。内装デザインコンセプトは『琉球マナーハウス＆リゾート』がテーマで、琉球沿岸領主の邸宅をコンテンポラリーなリゾートに見立てた世界観をチャレンジしています。風合いのあるフローリングや木パネルの壁と、木フレームやラタンで組まれたどこか懐かしいフォルムの家具との程よいバランスが、琉球への思いを馳せる空間として居心地の良い空気感をつくっています。自分の家のように過ごせるプライベート邸宅リゾートを実現するために、決して奇をてらわずに環境ファーストで全ての物事を考えました。海沿いの環境に馴染みかつ肌触りの良い材料や色あい、家具のフォルムや素材の使い方（ラタンの編み方など）、空間と家具の大きさや間のとり方、アートワークの形状や質感など、徹底してこの『琉球マナーハウス＆リゾート』のラグジュアリーな居心地感と空気感、そしてスローライフな時間をどうつくれるかということを考えながらデザインしています。